7月も後半、当初は例年になく早い梅雨明けから突然の酷暑となり、どうなることかと思わせつつ始まった2022年の夏も、各学校が次々夏休みに入りいよいよ本番、という時季です。いろいろ楽しみにしていた予定も、ここへきての新型コロナウィルスの感染爆発により想定が狂い始めた方々もいらっしゃるかもしれません。弊社では引き続き、感染防止のための社員オフピーク勤務を継続しております。

我が社は以前から、すでに「お知らせ」でも告知の通り、世間で言うところの“お盆休み”がありません。夏休みが各自、決められた期間内に決められた日数を取得するように、という規定になっているためで、全員が一斉に休みとならないよう調整しながら業務を続けています。これをどうとるかは、本当に人それぞれ。関連会社や取引先の休みに歩調を合わせ、きっちり“お盆休み”する人、逆にこの期間は往復の通勤電車が著しく閑散とするので、快適通勤を狙いあえて全くここで休まない人、などなどです。

事務所に掲示した夏休み記入用カレンダーを見ると、すでに取得可能となって1ヶ月近いのに予定のフィルは低調です。上記の通り感染を懸念して予定が変更になったのかもしれませんが…実はいま、1本大型企画が進行中でこの作業が佳境に入っており、その関係でおいそれと休み取っていられないという事情を抱えている方もいそうです。その企画がこちら。↓

旧跡や歴史的名所などをふんだんに掲載した地図帳で、過去に刊行した「日本を旅する 大旅行地図帳」の言わば続編・姉妹版です。歴史地図的位置付けではありますが、過去がどうだったかを表すのではなく、過去の事象がここに行けば分かりますよ・見られますよ、というコンセプトです。従って、いまあるものもそれなりに記載する必要があり、弊社web内のニュースでも取り上げた内容で例えば、刊行時期とにらめっこしてじゃあ西九州新幹線はどうするんだ？とか、結構やるべきことがたくさんあって手数もかかります。

「日本を旅する 大旅行地図帳」同様、写真やイラストが図中へふんだんに散りばめられ、見ていてちょっと楽しくなる紙面。夏休み期間に間に合わないのが返す返すも惜しいですが、それでも刊行予定まで2ヶ月を切りあとわずか、書店に並ぶまで楽しみにお待ちください！